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長年に渡り、日本の灯りを支えてきた『白熱電球』が近い将来消えるかもしれない。

昨年、経済産業省が家庭からの温暖効果ガスの排出量削減の一環として、2012年までに白熱灯から蛍光灯に切り替える目標を打ち出していたが、メーカーがこれにいち早く反応して、2年前倒しの2010年をめどに一般白熱電球の製造を打ち切るとの発表がでてきたからだ。

地球温暖化防止は、世界が取り組まなければならない大きな課題であることは間違いないし、今後は、増え続けている家庭からの排出量削減に本格的に取り組まなければならないことも事実だ。

しかし、家庭からの排出量のわずか1.3%の白熱電球が、これほど急激に切り替えに向かうとは.....。

不思議に思って調べてみると、やはり、これはメーカーにとって大幅売り上げ増が見込める切り替えなのだ。

今まで一般に広く使われていた白熱電球の製造中止ともなれば、メーカーにとっては大打撃、と思いきや、一般電球の10倍以上という価格の高さがネックにになって普及が進んでいなかった『電球型蛍光灯』にほぼ強制的に切り替えが進めば、大幅に売り上げがアップするということなのだ。

しかも、うがった見方をすれば、『環境配慮にいち早く対応!』というイメージアッップ付きの大義名分があるので一石二鳥というわけだ。

『電球型蛍光灯』が悪いとは言わないが、白熱電球は独特の暖かみのある灯りでしかも安価。
蛍光灯やLEDにはない長所があり、インテリアの雰囲気作りには欠かせない電球だ。

ミニクリプトンランプなど、小型の白熱電球は製造が続けられるそうだが、このミニクリプトンのように小型(照明器具のデザインの自由度が増す)で長寿型、価格は一般電球の2倍程度という白熱電球もすでにあるわけで、より省エネ型の安価な白熱電球の開発に期待するとともに、早急な製造中止による混乱がないことを願わずにはいられない。

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